ブラジルレアルが約5年ぶり高値に上昇、株式市場は不安定な展開

22日の外為市場で、ブラジルの通貨レアルが約5年ぶりの高値まで上昇した。輸出業者によるドル売り・レアル買いの動きを支援材料に、レアルは前日比0.74%高の1米ドル=2.142レアルを付けた。
 前日には、ブラジル中銀による市場介入に加え、2006年1月の経常収支が1年2カ月ぶりに赤字となったことを受け、レアルは大幅に下落していた。
 また、輸出業者の海外での売上代金について、現地でのドル保有を無期限に認める法案が議会に上程されていることも、レアル売りの一因となっていた。
 これら要因は短期的にはレアルの重しになる可能性があるが、一部トレーダーの間では、堅調な輸出や外国人投資家のブラジルでの資産に対する強い需要を背景に、レアルが1米ドル=2.00レアル水準まで上昇するとの見方も根強い。
 一方、この日のサンパウロ株式市場は、ボベスパ指数が0.21%高の3万8246で取引を終了、引け値の最高値を更新した。ただ、ザラ場でも過去最高値を更新した一方、一時は前日終値を割り込む場面もあり、方向感覚の定まらない相場となった。

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