HSBC投信、日本初のブラジルファンドを設定へ

HSBC投信は、国内で第1号ファンドとなるブラジル連邦共和国の株式に投資する「HSBC ブラジル オープン」を3月31日に設定する。
 募集上限額は500億円で、販売は、いちよし証券、コスモ証券、高木証券、極東証券、丸和証券、香川証券、安藤証券、但馬銀行、マネックス証券(3月31日から)──の9社。
 ファンドの運用はファミリーファンド方式で、投資先となるのは「HSBC ブラジル マザーファンド」。同マザーでは、ブラジルの証券取引所に上場している株式や、投資対象企業のADR(米国預託証書)、GDR(グローバル預託証書)等に投資する。
 運用においては、HSBCインベストメンツグループに加え、HSBCグループ内の情報ソースをフルに活用し、マザーファンドは、HSBC バンク ブラジル エス エイ- Banco Multiploに運用を委託する。
 ベンチマークは、MSCIブラジル10/40指数(円ベース)。
 HSBC投信では、「ブラジルは、約850万平方キロメートルという南米大陸の約半分を占める広大な国土に、鉄鉱石や石油などの豊かな天然資源があるほか、コーヒー、大豆といった国際競争力の高い農産物が穫れる。人口も約1.8億人と人的資源も豊富で、世界一のバイオエネルギー(エタノール)生産国でもある。過去の超インフレを克服し、経済は成長軌道に乗っている」として投資対象としてのブラジルの魅力を挙げている。
 HSBC投信は、既に、国内公募投信として設定・運用している新興国ファンドに「HSBCチャイナオープン」、「HSBCインドオープン」、「HSBC BRICsオープン」──の3本があり、この3本のファンドの純資産残高は23日現在、合計で2459億円にのぼっている。
 今回、新たにブラジルファンドを出すことで、同社では、個人投資家に人気の高いBRICs(ブラジル、ロシア、インド、チャイナに投資する)ファンドにおいて、ロシア単体ファンドを除き全ての投資機会を提供することになる。
 「HSBC ブラジル オープン」の取得手数料(税込み)は3.675%を上限に販売会社が決める。信託報酬(税込み)は純資産総額に対し年率1.995%(内訳は委託1.155%、販売0.735%、受託0.105%)で、信託財産留保額はない。受託は三菱UFJ信託銀行となっている。

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