NECディスプレイソリューションズ(東京都港区、松田博利社長)は、欧米の石油、電力などエネルギー業界の顧客開拓を本格化する。監視システム用途など利益率の高いディスプレーを売り込むのが狙いで、社内に顧客データベース(DB)を構築、業界特性に合わせた営業活動を強化する。三菱電機との合弁解消に伴う事業の再構築を加速する。
NEC、三菱電機はディスプレーの合弁事業を05年3月に解消。NECディスプレイソリューションズは同年4月にNECの全額出資子会社として再出発した。おもに国内向けの三菱電機ブランドの販売が06年度から三菱電機側に移管されるため、NECブランドを中心とする事業基盤の再構築が課題になっていた。
売上高の8割弱は欧米を中心とする海外市場向けで、医療、金融、通信、自動車販売などの業種に強い。