中央発條、独ザックスにサスペンション用コイルバネをOEM供給
中央発條は今春をめどに、ドイツのザックスにサスペンション用のコイルバネをOEM(相手先ブランド)供給する契約を結んだ。ザックスは中央発條のコイルバネをショックアブソーバーと組み合わせ、アフターマーケット市場で「SACHS(ザックス)」ブランドで市販する。中央発條がサスペンション用のコイルバネを、自動車メーカー以外にOEM供給するのは初めて。
中央発條が供給するコイルバネは、自社開発した「SASC」で、藤岡工場(愛知県豊田市)で生産する。現在、主流のコイルバネは、縦(軸)方向の反発力しか考えずに設計されているが、SASCは横方向から加わる力(横力)もコントロールできるようにした。その結果、乗り心地が向上する。
すでにトヨタ自動車の「ハリアー」や「エスティマ」「RAV4」、ホンダの「シビック」、マツダの「デミオ」など、国内では10車種程度に採用され、受注を伸ばしている。