シャープは台湾の液晶メーカー・奇美電子と液晶パネル技術で両社が持つ特許を互いに使えるクロスライセンス契約を結ぶことで基本合意した。テレビやパソコンなどで用いる液晶パネルが対象で、シャープが持つ最先端の技術は除く。シャープは中小液晶パネルの外部調達も表明しているが、「奇美電子から調達することは、まだ決めたわけでない」(広報)としている。
小型から大型まで幅広い分野がクロスライセンスの対象。奇美電子から受け取るライセンスよりも、シャープから出すライセンスの方が多いという。液晶パネルは訴訟が多発しているが、シャープはクロスライセンス契約を結ぶことで訴訟を避ける方が得策と判断した。奇美電子は台湾の大手液晶パネルメーカーで、世界シェアはシャープよりも高い。