山城精機、長尺・多点を自動化し射出部分が移動する成形機を完成
山城精機製作所(埼玉県川口市、堀信夫社長)は、射出移動式立型射出成形機「VS―20S―10―P」を完成した。射出部分が移動することで、全長1500ミリメートル以上の長尺ワークの多点ポイント成形を自動でできる。価格は1500万円。
同成形機は、1台の射出装置と位置設定可能な四つの型締め装置で構成。型締め装置と成形ポイントをデジタル設定すると、射出装置が移動して自動的にノズルタッチ、射出する。ワークの設置替えが不要になるため、作業時間の短縮と製品の品質向上が図れる。すでに、自動車のウインドー部分の樹脂成形に採用された。
射出量は25cc、型締め力は100キロニュートン。ベースとなる射出装置は、油圧式VSシリーズで射出量1・5―600ccの9機種、電動式SJVシリーズで同20―260ccの7機種。今後は移動式立型射出成形機シリーズとして展開していく。