中国は為替柔軟性が一段と必要になる公算大=パパデモスECB副総裁

欧州中央銀行(ECB)のパパデモス副総裁は10日、中国は外貨準備高の急速な拡大に対処するため、おそらく外国為替制度を一段と緩和する必要がある、との認識を示した。
 副総裁は上海で行った講演で、中国にとって為替の柔軟性は適切な経済戦略に向けた重要な柱になる、とした上で、中国によるこれまでの為替改革への取り組みを歓迎しながらも、いっそうの対策がおそらく必要になると指摘した。
 そのうえで「投機的な資金流入規模は縮小しているようにみえるが、その一方で経常黒字額は高水準かつ拡大しているほか、外貨準備高も引き続き減少傾向がみられず、今後一段の調整が必要となる可能性が高い」と語った。
 さらに、世界の金融安定に貢献するために、調整の動きはこれまでと同様、十分に準備されたものでなければならない、と述べた。

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