東罐マテ、鉛フリーのステンレスにガラス被膜する技術開発

東罐マテリアル・テクノロジー(大阪市北区、石高康治社長)は、ステンレスにガラスをカラーコーティングする新技術を開発した。鉛を使わずに仕上げることができて摩擦や衝撃に強い。環境対応と高強度を両立するこれまでにない特徴を備えた。技術応用の第1弾として、4月にキッチンシンクの受託加工に乗り出す。月3000個の受注を見込む。

 微粉砕した特殊なガラスに顔料と水を混ぜ、これをステンレス表面に塗って焼成する。単色や石目模様など多様なデザインが可能。受託はシンク部分のみのコーティングで住設機器メーカーからの受注を見込む。自社商品「セラサスシンク」としても販売する。

 従来のセラミックスによるステンレスへのカラーコーティングの場合、下地のステンレスの劣化を防ぐための低温焼成に酸化鉛を添加する必要があった。新技術では添加する元素と配合の工夫で鉛フリーを実現した。

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