豊田通商、最大手のミタルと合弁で南アに鋼材拠点を開設

豊田通商は5日、世界最大の鉄鋼メーカー、ミタル・スチールグループ(オランダ)と合弁で、南アフリカ共和国に鋼材の輸入や加工を行う「スチールセンター」を開設することを明らかにした。07年夏をめどに稼働し、トヨタ自動車の南ア工場(TSAM、ダーバン市)に部材を供給する。ミタルは積極的な買収で急拡大しているが、トヨタグループとの合弁は初めて。

 豊田通商はミタルが以前、南アで買収した高炉メーカーと合弁会社を設立した。出資比率など詳細は明らかにしていないが、豊田通商が過半数を出資したもよう。スチールセンターは鋼材輸入のほか、付加価値の高いブランキング(打ち抜き加工)も行う。より製品形状に近い材料を供給し、TSAMの品質と生産性の向上に貢献する。

 TSAMは05年に世界戦略車「IMV」を生産開始した。07年には欧州向け「カローラ」が立ち上がり、生産規模は約20万台に達する見込み。

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