大阪商品取引所(大阪市中央区、天野正義理事長)と中部商品取引所(名古屋市中区、木村文彦理事長)は、今秋をめどに合併する方向で検討に入った。売買高が低迷し、業績悪化が深刻化している大阪商取を中部商取が吸収する方向で、検討が進んでいる。近く正式決定する。
大阪商取は04年度、売買高や定率会費の減少で、3期ぶりに赤字に陥った。05年度も売買高の低迷が加速しており、2期連続の赤字は避けられそうにない情勢。このため単独での存続を断念し、取引が活況な石油製品市場などを抱えている中部との合併を決めた。合併後は管理部門などの本部機能を、中部商取側に集約する。大阪商取は7月末までに関西商品取引所のビルへ移転し施設を縮小することを決めているが、合併後も支所として残す方向で調整が進んでいる。