出光、ボイラ用石炭性状の評価システムを開発

出光興産は石炭事業を強化するため、ボイラ用の燃料として使う石炭の適否を判定する評価システムを開発した。石炭は産地によって性状が異なるため、需要家は新規の採用を手控えるケースが少なくない。開発したシステムを利用すると、工場など事業所のエネルギーコストに直結する安価な石炭品種の導入可否が判断できる。顧客密着型の営業を展開するツールとして外販を計画し、事業の差別化を図る。

 考案した石炭評価システムは、微粉炭ボイラに使う炭種の拡大を支援する。導入の可否を「専焼可能」「混焼推奨」「要注意」の3段階で評価。複数の炭種を混ぜて使う混炭についても、最大3炭種を10%刻みの配合割合で5段階評価することができる。価格は顧客ごとにカスタマイズするため一律に設定していないが、標準パッケージの目安で600万円から。

 開発にあたっては性状分析や最適運転条件の提案といった石炭販売で蓄積した技術とノウハウを応用。

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