昭和シェル社長に村山専務…国内競争激化に対応

昭和シェル石油は17日、3月30日付で新美春之会長兼社長(69)が会長専任となり、後任の社長に村山康夫専務(58)が昇格する人事を内定した。

 香藤繁常(しげや)専務(58)は代表権のある副会長に就任する。17日午後に発表する。

 村山氏は販売部門出身で、国内石油小売市場の競争激化に柔軟に対応できると評価された。

 昭和シェルは、英・オランダ系国際石油資本(メジャー)のロイヤル・ダッチ・シェルが株式の50・31%(議決権ベース)を保有していたが、2004年以降、サウジアラビア国営石油会社のサウジ・アラムコに計15・05%を段階的に譲渡した。今回の首脳人事は、ロイヤル・ダッチ・シェルの昭シェルへの影響力低下も背景にあると見られる。

 新美会長兼社長は、ミルズ前社長がロイヤル・ダッチ・シェルの企業戦略部門副社長に就任したため、2005年10月から2度目の社長を兼務していた。若返りを図るため、今年3月までに日本人幹部から後任を選ぶと表明していた。

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