ユーロ圏のインフレ圧力、12月以降強まった=ギリシャ中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの1人、ガルガナス・ギリシャ中銀総裁は17日の講演で、ユーロ圏のインフレリスクが12月の利上げ実施時以降に高まっており、ECBは物価安定に対するいかなる脅威も阻止するために迅速に行動すると述べた。
 同総裁は「12月利上げ後の期間に、インフレ圧力を強める恐れがあるリスクが強まった」と指摘。トリシェECB総裁と同様に、3月に利上げがあるという市場の予想が妥当との見方を示した。
 ガルガナス総裁は「(3月以降も)統一的な金融政策についての決定は新たな指標次第になる」と語り、金利は歴史的低水準に近いとも話した。
 2005年第4・四半期のユーロ圏経済成長率は前期比0.3%と低く、ドイツ経済成長率はゼロだったが、ガルガナス総裁はユーロ圏経済の回復は続くという見方を表明。ECBが12月利上げ前と同様に、物価リスクを警戒する態勢にあると述べた。
 同総裁は「これらのリスクは、石油価格の一段高があり得ることや、現在予想されている以上の石油価格上昇の小売価格への転嫁、ユーロ圏間接税の追加的な引き上げに関連している」と指摘。「賃金上昇や企業の価格決定力に二次的影響が出てきたとみられることが最も注目に値する」と話した。

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