富士写、創薬バイオベンチャーに出資して抗体医薬品事業に本格参入
富士写真フイルムは、創薬バイオベンチャー企業のペルセウスプロテオミクス(東京都目黒区)に出資して身体の免疫機能を活用する抗体医薬品事業に本格参入すると発表した。富士写は、中期経営計画で新規事業を拡大する方針を打ち出しており、ペルセウスと共同でがんや生活習慣病向けの診断システムや診断薬などを開発していく。
富士写は、ペルセウスの約9億円の第三者割当増資を1月末に引き受けて、同社の発行済み株式の22%を保有する筆頭株主となった。ペルセウスは、東大先端科学技術研究センターの技術を導入して設立され、がんや生活習慣病に対する治療薬や診断薬のシーズ(医薬品開発につながる技術や特許)開発などを行っている。
富士写は、第一弾としてペルセウスと協力してがんや動脈硬化などの生活習慣病の測定マーカーを使った診断システムを2008年に製品化する予定。