ニプロ、秋田・大館を増設―人工透析器生産を4800万本に倍増
ニプロは大館工場(秋田県大館市)を増設する。主力製品である人工透析器(ダイアライザー)を年間2400万本増産し、生産量を現在の2倍の年4800万本に増やす。併せて人工肺と付属する血液回路を年間15万個製造する。
増設する工場は4棟で延べ床面積は約3万6000平方メートル。06年度から3―5年間で順次建設。07年4月からダイアライザーを製造する1棟の操業を始める。総投資額は213億円。増設による新規雇用は330人。
秋田県はニプロの増設計画に対応し、県営大館第一工業団地を拡張するため、用地取得費など約5億8000万円を06年度予算案に盛り込んだ。大館第一工業団地はすでに完売しているが、県はニプロの工場増設は雇用確保や地元経済の活性化に寄与するとみて拡張を決めた。同団地隣接の5・1ヘクタールを買収、造成する。