デンソー、2重管式内部熱交換器採用のカーエアコンシステム開発
デンソーは22日、2重管式内部熱交換器を採用することで、冷房能力を最大12%向上したカーエアコンシステムを開発したと発表した。第1弾として、トヨタ自動車の中近東、北米向けの「ランドクルーザープラド」に採用された。2重管式内部熱交換器がフロントエアコンに採用されるのは初めてという。
同熱交換器は、内管の壁にらせん状の溝を形成したのが特徴。別々の2本冷媒配管で構成される従来方式と比べ、外管とのすき間を流れる高温液冷媒との接触面積が増え、効率的に冷房能力を向上できる。カーエアコンの冷房能力を高めるには、コンプレッサーの容量を拡大するなどの方法があるが、2重管式内部熱交換器の採用により、エンジンルームの省スペース化が可能になる。
今後は熱い地域向けの車種中心に、採用拡大を目指す。