新日鉱ホールディングス(HD)は22日、清水康行社長(67)が会長に就き、HD傘下で石油元売りのジャパンエナジーの高萩光紀社長(65)がHD社長に就任する人事を発表した。ジャパンエナジー社長には松下功夫取締役専務執行役員(58)が昇格する。いずれも6月末の株主総会後に就任する。HDの06年3月期連結業績予想の経常利益は、石油事業が好調で1700億円超の過去最高益の見込み、経営トップの交代で一層の業績拡大を目指すという。
高萩氏は、同日の会見で「ホールディングス傘下の石油と金属の相乗効果を高め、全体の付加価値を最大化する」と抱負を語り、約700億円かけて茨城県の鹿島コンビナートに新設する石油関連の設備の早期完成などに意欲を示した。
松下氏は主力の石油事業だけでなく財務にも精通し、中国など豊富な海外勤務の経験がかわれた。また、HD傘下の非鉄金属3社が4月に統合して新たに発足する日鉱金属の社長には、現日鉱金属の岡田昌徳社長(59)をあてる。
▽高萩 光紀氏(たかはぎ・みつのり)一橋大法卒。64年日本鉱業(現新日鉱ホールディングス<HD>)。02年4月からジャパンエナジー社長、同9月からHD取締役を兼務。神奈川県出身。