東芝は三井化学の協力で、植物由来のプラスチックを50%以上混合したポリマーアロイを原料にしたリモコン筐体(きょうたい)を開発した。落下衝撃や耐熱性で従来のアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂製と変わらない性状を実現した。リサイクル性もABS樹脂と変わらず、実用化の検討に入った。
トウモロコシを原料としたポリ乳酸を主成分にした植物性プラを50%以上と石化樹脂を混ぜたポリマーアロイを使ってリモコン筐体を開発した。
家庭用リモコンには50グラムの樹脂が使われており、これと比べライフサイクルで二酸化炭素(CO2)の発生量を30%削減できる。耐衝撃性に優れたABS樹脂と比べても落下衝撃や、60度C以上の耐熱性ではそん色ないデータを得た。また、リサイクル性は従来の樹脂並みで、熱を加えた再成形リサイクルが可能。