ホンダの中国合弁会社、東風本田汽車(湖北省)は27日、年間生産能力を4倍の12万台に拡大するための28億元(3億4800万ドル)規模の設備拡張を完了させた、と発表した。
同社は声明で、拡張した設備で春にシビックの生産を開始するとの見通しを示した。
米ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、独フォルクス・ワーゲンといった海外メーカーは、150億ドルを投じて2008年までに年産能力を700万台超に拡大させようとしており、今後、生産過剰状態となり、各メーカーが値下げを強いられるのではないか、との懸念が生じている。
世界3位の規模を持つ中国自動車市場は、昨年の販売台数が21.4%増加と、比較的低調だった2004年(15%増)からは持ち直した。
自動車業界幹部らは、今年について、低・中価格帯モデルの需要をけん引役に同程度の伸びを予想している。
ホンダのもうひとつの中国合弁会社、広州本田汽車が先週発表した1月の販売台数は、前年比55.7%の増加だった。