東洋インキ、クマザサ・エキス活用のサプリや化粧品素材を事業化
東洋インキ製造は7日、クマザサの葉から抽出したエキスを用いて家畜用飼料添加物、健康補助食品(サプリメント)、化粧品素材の3商品を事業化すると発表した。中核工場として北海道千歳市に約6億円を投じて新工場を建設し、07年4月に本格生産を始める。3商品を主力にした天然物由来のスペシャリティーケミカル事業を印刷インク、液晶材料に次ぐ新事業の柱として5年後に数十億円から100億円規模の事業に育成する。
同社が独自開発した技術は、クマザサの葉を高温加圧処理する際に水分量を微調整することによってポリフェノールとオリゴ糖を効果的に抽出する水系抽出法。水に溶けやすいのが特徴。新工場ではクマザサエキス(年産能力100トン)をはじめ、天然色素の抽出から精製、製剤化までを行う。