NTNはトルク(回転力)を自社従来品に比べ2分の1に低減した「超低トルク円すいころ軸受」を発売した。軸受回転時の抵抗になるトルクを半減し、省エネ化を実現。構造を工夫して従来品と同じ寿命や剛性も保った。価格は従来品と同程度。主な用途は産業機械や自動車の部品。2010年に20億円の売上高を目指す。
低トルク化のため、ころ回転時の摩擦を低減する最適化設計を採用。軸受から潤滑油の排出がよくなる構造にし、油によるトルク上昇も抑えた。
軸受を低トルク化するには通常、軸受を小型化する。このため寿命が縮み剛性も下がるが、超低トルク円すいころ軸受は結晶粒を微細化する表面処理を実施。ころの本数も最大限増やした。これにより寿命、剛性とも従来品並みを可能にした。