イスカルジャパン(大阪府豊中市、高橋進社長)は、新型の旋盤用突っ切り工具「タンググリップ」を発売した。工具先端のチップのネジ止めが不要な自己拘束式が特徴。チップのはめ込み方を改良し、保持力を高めた。価格は幅3ミリメートルのチップが1370円、同4ミリメートルが1450円。チップホルダーは1万2600―1万8100円。
突っ切り加工は旋盤で旋削したワークを細いバイトで切り落とす加工。自己拘束式は挿入部がクサビ状になったチップをホルダーにはめ込み、切削の反力を利用し固定。ネジ止めが必要ない分、工具幅を狭くできる長所があるが、保持力の強さに課題があった。
そこで同社はこれまで斜めに挿入していたチップを、90度直角のくさび形状にして縦置きに変更。チップが進む方向からの切削抵抗とワークの回転による上からの力を保持力向上に利用した。