富士電機機器制御(東京都中央区、掘重明社長)は、主力の受配電機器などで商品開発のリードタイムを30%短縮する。第1弾として遮断器で活動を開始した。今後は対象製品を制御機器分野にまで広げる。大口ユーザーが新規の生産設備を計画してから稼働するまでの期間を短縮する中、同社も商品供給までの期間を短縮。顧客ニーズに柔軟に対応できる開発体制を整備する。
富士電機機器制御の商品開発は、遮断器の場合で商品企画から設計開発、試作、評価までの期間が18―20カ月程度。これまでも技術、製造、営業などが一体となったプロジェクトチームで商品開発を行い、リードタイムを短縮してきた。さらに期間を短縮するため、新しい活動では設計、試作段階でコンピューター利用エンジニアリング(CAE)、同試験(CAT)の利用を進め、バーチャル(仮想)化の領域を拡大。12―14カ月程度での商品化を目指す。