JR北海道、カーブを安定通過できる新車体傾斜システム開発

JR北海道は8日、鉄道総合技術研究所、川崎重工業と共同でカーブ時の通過性能を高めた「ハイブリッド車体傾斜システム」を開発したと発表した。3年後に同システムを搭載する台車を使った車両の完成を目指す。

 同システムは、振り子式台車で車体を傾斜させる「曲線ガイド式振り子システム(振り子角6度)」と、エアダンパーを使って車体を傾ける「車体傾斜システム(同2度)」双方の利点を組み合わせた。

 車体の傾斜角を最大8度としたことで、カーブの通過速度を現行の時速約120キロメートルから同140キロメートルに引き上げるとともに、左右への重心移動量を抑えて乗客の乗り心地を高めた。

 システムについてはJR北海道単独で基本特許を出願中。13―15日に苗穂工場(札幌市東区)で同システムを搭載した台車と車両を組み合わせて動作確認と走行実験を行う。その後は札幌、函館近郊で本線を使った走行実験を予定している。

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