NTTデータ、日立造船情報システムを買収―製造業向け分野強化
NTTデータは28日、日立造船の子会社である日立造船情報システム(東京都大田区、福武映憲社長)を3月下旬に買収すると発表した。日立造船情報のすべての株式を取得すると同時に、連結子会社8社も傘下に収める。買収額は明らかにしていない。ただ日立造船では、連結で21億円の売却益が出るとしている。
日立造船情報は設計・製造ソリューションで実績があり、特に金型分野に強みを持つ。05年3月期の連結売上高は140億円弱。今回の買収でNTTデータは、これまで実績がなかった製造業向け研究開発関連システムのノウハウを手中に収める。需要拡大が期待できる自動車業界への進出を狙うという。
買収後、社名を変更するが、従業員(連結で約730人)はそのまま引き継ぐ。新会社の社名は未定。福武日立造船情報社長はとどまる見通しだが、過半の取締役はNTTデータから派遣する。