龍田化学(東京都台東区、堀幹夫社長)はプラスチックシートに自然素材の質感を持たせる「龍田OSDシステム」事業を4月中にも始める。質感を持つデザインをデジタルデータ化し、プラスチックシートに3次元で表面加工する。価格は従来の転写による加工方法とほぼ同水準とし、2010年度に10億円の売り上げを目指す。
バッグや壁材などに使うプラスチックシートに対し、立体的な質感に加工できる。デジタルデータ化でデザイン開発期間は従来の半分となり、コスト低減が見込める。
また、顧客の要望や用途に応じて、自然素材とは異なった感触を持つシートへの加工もできる。
自然素材のような質感を備えた表面加工を行うには、加工デザインのデジタルデータ化が必要。しかし複雑なデザインのデジタル化は難しく、プラスチックシート加工のデザイン性には限界があった。龍田化学はカネカの子会社。