WSJ-マイクロソフト、「ウィンドウズ・ビスタ」の発売を延期

米マイクロソフト(Nasdaq:MSFT)は21日、パソコン向け次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ(Vista)」の一般消費者向け発売が、予定していた年内ではなく、2007年1月になるとの見通しを明らかにした。これは年末商戦に間に合わないことを意味し、パソコン関連業界全体に波紋が広がりそうだ。企業向けバージョンの発売は06年11月の見通し。

同社はこれまで、ウィンドウズとしては2001年以来の刷新となるビスタの発売時期について、消費者向け、企業向けともに、「06年後半」としていた。

同日の電話会見によると、200万人を対象とした消費者向けベータ(テスト)版の公開は06年4-6月期を予定しており、年内に完成させる方針。

プラットホーム&サービス部門のジム・オールチン共同社長は、発売延期の主な理由は「セキュリティーやその他の品質にかかわる面で、あと数週間、テストの期間が必要なため」と述べた。

「パソコンメーカーが(年後半の)休暇の時期にビスタを新しいパソコンに組み込むためには、より長い準備期間が必要だ。われわれは、業界にとって最適な方法をとらなければならない。したがって、企業向けと消費者向けの発売時期を分けることにした」と説明している。

消費者向けビスタの発売延期はナスダックの取引終了後に発表された。マイクロソフト株の通常取引終値は、前日比0.15ドル(0.54%)安の27.74ドルだった。その後の時間外取引では一段安となり、27.00ドルで取引されている。

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