鹿島など10社、地震のエネルギーを緩和する杭頭半固定工法を開発

鹿島など10社で構成するキャプテンパイル工法研究会は28日、直径3メートルの大口径の現場施工杭(ぐい)に対応する杭頭半固定工法「キャプテンパイル工法」を開発、日本建築センターの一般評定を取得したと発表した。建物の地下に設置する杭の頭部にコンクリート製のPCリングをかぶせて、杭と建物の基礎を接合する。杭頭を半固定状態にすることで地震のエネルギーを緩和でき、大規模な地震でも杭の損傷を防ぐ。

 従来工法に比べて杭と基礎の工事費を1割程度削減できるほか、工期も1割近く短縮できる。研究会は4月にキャプテンパイル工法協会を設立して普及を図る。長さ20メートル以上でコンクリートを現場で打ち施工する場所打ち杭を、同工法に順次置き換えていく方針。

 キャプテンパイル工法は施工が簡単で、杭頭中央部に鉄筋を配置することで杭に生じる引っ張り力にも対応できる。

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