東研サーモテック、三重・名張工場増強-AT部品の熱処理能力向上
東研サーモテック(大阪市東住吉区、川嵜修社長)は、06年10月に名張工場(三重県名張市)を増設する。金属熱処理の第6工場棟を新設し、同工場の熱処理能力を約20%高める。総投資額は4億円。中部地域で自動変速機(AT)部品の熱処理需要が急増している動きに対応する。これにより同工場の年産能力は約20億円と、現在より3億円程度増やす。
第6工場棟は名張工場の敷地内に1億円を投じ建設する。着工は5月。平屋建てで、建面積1320平方メートル。設備は2基目となる連続ガス浸炭炉を導入。熱処理加工品をプレスしながら焼き戻しして、ひずみを取り除く付属設備の「プレステンパー炉」も設置する。設備投資額は3億円。従業員は約10人増員する。
連続ガス浸炭炉はAT部品のトルクコンバーターの専用炉とし、高品質に熱処理する。通常の熱処理炉に比べ省エネ・低コストで稼働できる点が特徴。生産性も高い。