WSJ-「リツキサン」の適応を関節リウマチに拡大=FDAが承認
米食品医薬品局(FDA)は、非ホジキンリンパ腫の治療薬として承認されている「リツキサン」の適応を関節リウマチの治療にも拡大することを承認した。リツキサン(一般名:リツキシマブ)を米国内で共同販売する米バイオ医薬品大手のジェネンテック(NYSE:DNA)とバイオジェン・アイデック(Nasdaq:BIIB)が2月28日発表した。
リツキサンの2005年の米国内売上高は前年比16%増の18億3000万ドルだった。米国外では、日本を除いて、スイスのロシュ・ホールディング(RHHBY)が「マブセラ」の商品名で販売している。日本では中外製薬と全薬工業が販売している。
FDAは今回、中度から重度の活動性関節リウマチの成人患者の徴候と症状を軽減する目的で、リツキサンをメトトレキサートと併用投与することを承認した。腫瘍壊死因子(TNF)拮抗薬による治療では十分に反応しなかった患者が対象。TNF拮抗薬には、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(NYSE:JNJ)の「レミケード」などがある。
ジェネンテックとバイオジェンによると、CD20陽性B細胞として知られる免疫細胞を選択的に標的にする関節リウマチ治療薬は、リツキサンが初めて。最近の研究によると、CD20陽性B細胞は、関節リウマチの発症と進行で複数の役割を果たしていると考えられている。