DJ-TIが高い、ゴールドマンが業績見通し引き上げを予想

1日のニューヨーク証券取引所で、米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)(NYSE:TXN)が上昇した。終値は前日比2.33ドル(7.81%)高の32.18ドル。「TIは1-3月期中間見通しを上方修正する」との予想をゴールドマン・サックスが公表したことを受けた。TIは中間見通しを6日の米株式市場の取引終了後に発表する予定。TIは世界最大の携帯電話向け半導体メーカーで、テレビ、計算機、プリンター、デジタルカメラ用製品も手掛ける。

ゴールドマンのアナリスト、ジェームズ・コベロ氏は、顧客向けの調査リポートで、「今週のTI幹部との会談で経営陣は、同社株が最近売られていることについて、市場の判断は間違っていると強く主張した」と述べた。

また、ゴールドマンが主催した会合でのTIのプレゼンテーションが「非常に強気」だったことから「四半期中間見通しでTIが見通し数値を引き上げると確信した」と述べた。

ただ、コベロ氏は投資判断を「アンダーパフォーム」に据え置いた。「中期的には様子見に徹する。利益率はピークまたはそれに近い水準に達しており、今後が懸念されるためだ」としている。

TIが1月に発表した2005年10-12月期決算は、売上高が35億9100万ドルと、前年同期に比べ14%増加したものの、アナリスト予想(36億4000万ドル)を下回り失望感が広がった。在庫に関する問題が、需要を満たすだけの製品出荷の障害となった。コベロ氏は、「同期の業績を圧迫した物流問題をTIは解決したと思う」と述べた。

調査会社トムソン・ファースト・コールが集計した1-3月期決算のアナリスト平均予想は、ストックオプションの費用計上分を除いたベースの1株利益が31セント、売上高が32億7000万ドル。

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