オーデン(東京都江東区、遠藤清武社長)は、熱処理工場向けなどの黒煙除去装置分野に参入した。同装置は粒子径の大きい黒煙をためる多孔質金属フィルターと、においや有害ガスを除く酸化触媒で構成。同社が扱う非常用ディーゼル発電機対応の粒子状物質減少装置(DPF)を応用した。煙突の直径や処理風量に応じて約10種類を年内に製品化し、順次販売する。年内の販売目標は約400セット。
同社は部品加工現場で発生するオイルミストや溶接ヒューム、粉塵を集めて処理・清浄する既存製品に黒煙除去装置を追加する。これにより製造業向け環境製品の総合的な拡販態勢を整える。
同装置の価格は工事費込みで、直径200ミリメートルの煙突向けで300万円程度、同300ミリメートルの煙突用で400万円程度。半年に約1回のメンテナンスが必要で、1回2万円程度の費用がかかる。