日東精工は加工部品や組み立て製品の微細な傷を高効率に調べる検査装置「KizMIL(キズミル)」を発売した。加工や組み立ての途中に傷を検出でき、1分間に最高240回の検査が可能。標準価格は40万円。自社製品と組み合わせた検査システムとしても提案する。
同装置はまず、検査対象に変形や破壊などの異常が生じる際に現れる振動を「アコースティックエミッションセンサー」と呼ぶ振動センサーで把握。事前に記録した正常時の振動の波形と比べることで、目視や画像処理では難しい微小な傷などの異常を検出する。
検査対象物の加工時や組み立て時に使い、対象物が完成する前に異常を見つけられる。加工機や工具の異常検査にも利用できる。自社製のネジ締め機や組み立てロボットと組み合わせ、システム製品としても販売する。
傷の検査工程は、対象物が完成後に調べるのが一般的。