クリアテック、クラウニング付きヘリカルギアの量産技術を確立

クリアテック(静岡県磐田市、石田均社長)は、独自の冷間鍛造法「EDF法」を使って、歯面に膨らみ(クラウニング)を持たせた、はすば歯車(ヘリカルギア)を量産する技術を確立した。機械加工より低コストで、低騒音の歯車が得られる。欧米の自動車メーカー2社が変速機用ギアへの採用を予定しており、他メーカーにも売り込みを本格化する。

 EDF法は鍛造時の加圧で金型が0・2―0・3%収縮して戻る弾性変形を利用する。微妙なテーパー形状の金型にワークを入れ、テーパー状金型をさらに大きな金型に押し込んでワークを上下、側面から加圧、弾性で金型が元に戻ってからワークを取り出す方法。従来、鍛造では不可能とされたクラウニング形状が得られる。

 EDF法用の金型は、上下と側面からワーク全体に均一に加圧できるのが特徴。

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