通貨めぐる米中協議は生産的=米財務次官

アダムズ米財務次官(国際金融担当)は6日、記者団に対し、中国為替相場政策をめぐる米中当局者協議が生産的だったと述べた。ただそれ以上の詳細についての言及は控えた。
 アダムズ次官は「以前に公式または非公式に取り上げた問題を今回も協議し、生産的な対話だった」と話した。
 次官は、日中両国の訪問から最近帰国。日本政府が円/ドル相場に公式声明で影響を与えようとしているのではないかとする見方を退けた。ただ米政府が米財界の懸念を深刻に受け止めていると話した。
 アダムズ次官は質問に対し、「1日2兆ドル規模の市場で、発言などによって主要通貨をひとつの方向に動かすことは極めて困難」と返答しながらも、「米当局は、米国内の全ての産業の認識や、産業界が不適切な行動と受け止める事柄に対して、敏感であることは確か」と付け加えた。
 米当局は日本の当局者と、米製造業者が示す懸念について定期的に協議している。メーカーの間では、日本が円相場を人為的に安くして輸出を押し上げているという見方が出ている。
 次官は、日本当局の認識について、ファンダメンタルズが為替相場の動きを誘導しているという立場ではないかと語った。

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