野村ホールディングスは、サウジアラビアで銀行業免許の申請を希望している。サウジの経済が好調で、合併・買収(M&A)の可能性が高まっている機会を捉えたいと考えている、という。関係筋が6日、明らかにした。
動きとしては初期の段階だが、同社の欧州・中東・アフリカ地域担当責任者など、複数の幹部が4月にサウジに出張する予定。
サウジをめぐっては、英HSBCホールディングスが投資銀行業務の免許を昨年11月に取得したほか、仏BNPパリバが銀行免許を取得、クレディ・スイスは合弁証券事業の合意を結んでいる。
野村はコメントを差し控えているが、この関係筋によると、中東のM&A助言業務にとりわけ関心を持っており、アジアに注目しているサウジ企業や中東に関心があるアジア企業のための銀行を目指しているという。