ペンタックスは6日、大腸などの粘膜細胞を生体標本の病理診断と同等レベルで観察可能にした医療用フレキシブル共焦点内視鏡システムを開発、海外市場向けに発売したと発表した。価格は本体装置とスコープのセットで約2000万円。当初、月間10セットの販売を見込む。
豪オプティスキャン・イメージングとの共同開発品。画像検出器の前にピンホールを置くことで、焦点面以外の光束を除去し、ピントが合った部分の反射光だけを検出することで鮮明画像が得られる共焦点技術を用いて実用化した。
共焦点光学系を小型・細径化して内視鏡先端部に組み込み、電子ズームを併用することで約1000倍の高倍率画像が取り出せる。また光学分解能が約1マイクロメートルと高解像度を実現しており、細胞や細胞核といった生体の粘膜細胞をリアルタイムに観察できる。