金子産業(東京都港区、中村善典社長)は、国内初の爆轟(ばくごう)(デトネーション)対応の逆火防止機器「フレームアレスタ」を開発、4月をめどに発売する。音速(毎秒343メートル)を超えて衝撃波を伴って火炎が伝播(でんぱ)する爆轟を防ぐ。燃料電池や水素貯蔵設備などの用途を見込む。価格は26万円から。
同機器は心臓部に使われる消炎素子に、ドーナツ状の円板を標準で8枚重ね合わせた独自の積層方式を採用するなどして消炎性能をアップ。音速の10倍程度の火炎が入っても止められるという。
また目詰まりしても従来品のように素子全体を新規に交換する必要がない。
素子を分解したり清掃したりすることにより再利用できるため、コスト削減にもなるという。
逆火防止機器は配管の終端と配管内に使い、火災や爆発が発生した場合、それを止める役目を果たす。