米ゼネラル・モーターズ(GM)が検討している金融子会社売却問題で、農林中央金庫が米投資会社サーベラスなどの買収計画への参加を検討していることが、7日分かった。
農林中金は、将来の株式売却益を見込んだ投資案件として出資を検討、出資額は10億ドル(約1175億円)程度となる見通しだ。
資本提携先のスズキの株式売却を決めるなど経営再建を目指しているGMは、財務改善策の一環として工場の閉鎖などとともに自動車や住宅ローンなどを取り扱う金融子会社の株式売却の方針を表明している。金融子会社についてはサーベラスと米銀行大手シティグループが買収を提案している。
資金を豊富に持つ農林中金は日本を代表する機関投資家となっており、今回の出資計画も資金運用のひとつとして検討しているとみられる。