ニチコンはハイブリッド自動車向けにフィルムコンデンサーを本格生産する。月内にも新工場が稼働、自動車向けとしてはアルミ電解コンデンサーに続く大型商品に育てる。急速なハイブリッド自動車の普及に対応した取り組みで、自動車向けの構成比を現在の14%から早い時期に20%に高める考えだ。
新工場は草津工場(滋賀県草津市)内に設けた。投資額は約20億円で、規模は延べ床面積が4200平方メートル。これまで草津では電力・機器用フィルムコンデンサーを生産している。新工場の稼働で自動車向けアルミ電解コンデンサーの長野工場(長野県豊科町)、フィルムの草津工場の2拠点体制が整うことになる。草津での生産規模は明らかにしていないが、「(新工場稼働で)06年度は自動車向け売上高シェアを1―2ポイント引き上げたい」(武田一平社長)としている。