イオン、銀行業に参入へ…流通業からは2社目

大手スーパーのイオンが銀行業に参入する方向で検討していることが10日、明らかになった。

 2007年の設立を目指しており、事業計画が固まり次第、金融庁に銀行免許を申請する。流通業界から銀行業への参入は、2001年にアイワイバンク銀行(現セブン銀行)を設立したセブン&アイ・ホールディングスに続いて2社目となる。

 イオンは、グループを含めて全国に総合スーパーやコンビニなど約3000の店舗を持っており、店頭に現金自動預け払い機(ATM)を設置して預金を引き出せるようにしたり、同社の商業施設に出店するテナント事業者向けの融資などを行う計画だ。

 主力取引銀行のみずほフィナンシャルグループに対し、経営陣の派遣やシステム面での協力を要請している。複数の銀行と代理店契約を結び、住宅ローンなどの取り次ぎ業務も検討する。証券仲介業の登録申請も行う方針だ。

 イオンは、クレジットカード事業や、複合商業施設の開発などは好調だが、本業の総合スーパー事業が低迷している。銀行業参入は、収益力の高い事業を確保する狙いがある。

 新銀行には、グループのクレジットカード会社、イオンクレジットサービスや、コンビニエンスストアのミニストップなども出資する見通しだ。

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