山城精機製作所(埼玉県川口市、堀信夫社長)は、アルミの半凝固ダイカスト技術(ナノキャスト法)を使った成形機に参入した。肉厚の成形品でも鬆(す)ができにくい。従来の同種の成形機では5、6分かかったアルミの半凝固化が5―40秒ででき、半凝固状態の持続時間も長くして、成形効率を高めた。型締め力580キロ―2500キロニュートンの3機種あり、価格はいずれも5000万円前後を予定。年6台の出荷を見込む。
山城精機製作所のナノキャスト法の成形機は「ナノキャストマシン」。型締め力2500キロニュートンの1号機を東北理化(福島県白河市、田中康広社長)に月内に納入する。
同成形法はアルミの溶湯を電磁撹拌し、シャーベット状の半凝固状態にして射出速度を落として成形する。