9日午前のナスダック市場で、高性能サーバー大手の米サン・マイクロシステムズ(Nasdaq:SUNW)が最大5%上昇した。リーマン・ブラザーズのアナリストによる投資判断引き上げを受けたもの。終値は前日比0.16ドル(3.68%)高の4.51ドルだった。
リーマンのアナリスト、ハリー・ブラウント氏は、サンの投資判断を「アンダーウエート」から「イコールウエート」に、株価目標を5ドルから5.50ドルにそれぞれ引き上げた。同社の投資判断が引き上げられるのは最近では珍しい。
サンのこの日の売買高は7049万株と、過去3カ月平均の5400万株を大きく上回った。
同氏は、有機的な成長を達成するというサンの見通しに対しては今でも懐疑的だとしながらも、同社の売り上げが安定化しており受注残高も伸びている点を指摘。これは、受注が伸びていることを示していると述べた。
同氏はまた、進行中のコスト削減策と、マイケル・リーマン氏を最高財務責任者(CFO)として再雇用したことは、1株利益の増加と継続的な利益創出につながる可能性があるとコメント。コスト削減を主要目標の1つとしているリーマン氏が復帰した今、同社は研究開発費の削減に着手することができると述べた。サンはこれまで、研究開発費はコスト削減の対象から外してきた。
ブラウント氏は調査リポートで「(リーマン氏は)先週、研究開発を含めすべての分野をコスト削減の対象とした見直しを進めていることを示唆した」としたうえで、「サンの新製品のほとんどが発売済みであることを考え合わせると、研究開発費もコスト削減の対象となる可能性がある」との見方を示した。