あいおい損保 高利回り、販売パンフ誤記 196億円追加払いも
あいおい損害保険は十日、過去に販売した貯蓄性商品である積立型保険の募集パンフレットが、実際より高い運用利回りを契約者に約束したと誤解を与える内容だったと発表した。会見した児玉正之社長は、「契約者に対する責任を果たしたい」と謝罪、満期後に支払う年金の額を契約より上乗せする措置を取るとしている。今後四十二年間で最大百九十六億円の追加支払いの可能性がある。
問題は、合併前の旧大東京火災海上保険が平成元年九月から六年一月の間に販売した積立型の傷害保険と介護保険の計一万九千七百十七件の契約で発生。両保険は三-三十年の保険料積立期間の満了後、最大三十年間にわたり年一回の年金受け取りを選択できる。
契約者に約束する予定利率は積立期間中の利率年4-5%が年金受け取り期間中も適用されるとの内容だったが、実際は年金受取期間は満期時の金利水準が適用され、現在は1・05%。