携帯の新規免許返上へ ソフトバンクが買収後

英ボーダフォンの日本国内での携帯電話事業の買収に乗り出したソフトバンクが、昨年11月に総務省から与えられた携帯事業の免許を、買収交渉がまとまれば返上する方針であることが10日、分かった。
 総務省はソフトバンクが免許を返上すれば、再び携帯事業者の免許取得申請を募るなど活用法を検討するとみられる。返上される免許に割り当てられている周波数帯を獲得すれば、サービスの拡充ができるため、新規参入するイー・アクセスや、NTTドコモ、KDDIなどによる争奪戦に発展する可能性もある。
 関係者によると、ソフトバンクが免許を取得した携帯事業では、全国展開のために5000億円規模の設備投資が必要で、同社の出資分だけでも数百億円に達する見込み。ボーダフォンからの買収には1兆数千億円の資金が必要とみられるため、新規参入のために多額の出資はできないと判断しているもようだ。

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