東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランド(OLC)は10日、筆頭株主の京成電鉄の株式を追加取得し、資本提携を強化したと発表した。OLCは京成の発行済み株式の3%強(昨年9月末は0・5%)を保有したことになる。
提携強化について両社は「買収防衛策とは一切関係ない」としている。しかし、株式の持ち合い関係を強化することで、京成株の8%超を保有する東証2部上場の投資会社「プリヴェチューリッヒ企業再生グループ」などファンドの動きをけん制する狙いがあるとみられる。
京成グループはOLC株を約21%持つ筆頭株主。京成の株式時価総額がOLCを大きく下回り、「親子」間で資本関係と時価総額に「ねじれ現象」が生じている。小さな資金で大きな企業に影響力を発揮できることから「買収対象として狙われやすい」(市場関係者)状態だ。