興和(名古屋市中区、三輪芳弘社長)は、8月までに関連会社の日研化学を第三者割当増資の引き受けと株式交換で完全子会社化する。医療用医薬品の取扱品目が減り、業績不振が見込まれる日研化学を支援する。
興和は子会社化した後、医療用医薬品の販売業務を日研化学に移管。営業網を統合し、主力の生活習慣病治療薬の販売を強化する。
日研化学は4月に運転資金の調達を目的に興和を引受先とした第三者割当増資を実施。結果、興和の持ち株比率は62・2%から66・9%となる。
日研化学は産業活力再生特別措置法の認定を申請。認定後に興和が日研化学を完全子会社とする。日研化学は東京証券取引所への上場を廃止。メニエール病治療薬など自社製品の開発・製造は継続する。
興和が主力とする高コレステロール血症治療剤や血圧降下剤などの生活習慣病治療薬は、大手メーカー間の競争が激化している。