世界最大の携帯電話端末メーカー、フィンランドのノキア(NYSE:NOK)のライモ・プンタラ上級副社長は11日、1月から操業を開始したチェンナイ(旧マドラス)郊外の携帯電話端末工場が初年度である2006年に黒字を達成する見込みだと明らかにした。
プンタラ氏は、当地での記者会見で「初年度から黒字を達成するのは確実だ」とコメント。ただ、その理由や具体的な数字については触れなかった。
ロバート・アンダーソン執行副社長は「インドは急成長している市場だ。ブームが起きている場所の近くで事業を立ち上げるのは当然だ」とコメントした。
ノキアは新工場に総額1億5000万ドルを投資。生産能力は公表しなかったが、1月初旬に操業を開始して以来、生産台数は100万台に達したという。
インドの携帯電話サービス加入者は「驚異的に」増加し、2010年までには中国に次いで、世界2位の携帯電話市場に成長すると、ノキアはみている。
インドの携帯電話サービス加入者は現在8500万人で世界5位。過去3カ月間は、月間平均400万人のペースで加入者を増やし続けている。
チェンナイ工場では、エントリーレベルとミドルレベルの携帯電話端末を主に地元向けに製造する。通信方式はGSM。下期からは東南アジア諸国への輸出向けにも生産することになっている。