UAE中銀、ドルからユーロへ最大10%の外貨準備のシフトを検討

アラブ首長国連邦(UAE)中央銀行のナセル・アルスワイディ総裁は12日、同中銀がドルからユーロへ最大10%の外貨準備のシフトを検討していることを明らかにした。
 UAE中銀の保有する外貨準備は昨年12月時点で230億ドル。現在同中銀は事実上ほぼすべての外貨準備をドルで保有しているが、昨年7月には外貨準備の5%をドルからユーロに変更する可能性があると表明していた。
 同総裁は「その通り、増やす方向だ。ユーロは間違いなくもっと魅力的な通貨になるだろうし、一段と魅力が増せば、妥当な方法で(外貨準備を)シフトすることが決定されるだろう」と語った。
 同総裁によると、中銀幹部らが4月の会合で外貨準備のシフトについて検討する。
 UAEの公的外貨準備のうち中央銀行が管理しているのは一部に過ぎず、連邦を構成する首長国政府の投資部門なども外貨準備を保有している。
 同総裁はまた、外貨準備の話との関連付けは行わなかったが、国営企業ドバイ・ポーツ・ワールドによる米国の港湾管理問題に関し、この問題が外国投資家の米国に対する認識と将来的な投資決定に影響を与えるだろうとの考えも示した。

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