上場企業の時価総額で世界4位のロンドン証券取引所をめぐり、同3位の証券取引所を運営する米ナスダック・ストック・マーケットが仕掛けた買収に対抗し、ニューヨーク証券取引所(同1位)が買収に参戦する可能性が高まっていることが13日分かった。買収の成否は大西洋をまたぐ世界の取引所大再編の行方を占うことになりそうだ。
欧米メディアによると、これまで独立経営を志向してきたロンドン証取は、ナスダック提案の買収額約42億ドル(約5000億円)について、「独立を放棄して応じる価値があるかどうか境界線の数字」との考え方に傾いており、ナスダック側も買収額の増額などの検討に着手したという。
これに対し、欧州の取引所と連携したいとの意向をかねて表明してきたニューヨーク証取も、ロンドン証取の買収に向け、米金融大手シティグループと対抗策の協議に入ったもようだ。